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川本製作所ポンプのWUP型 排水用水中ポンプ を分解してみます。
※本記事においての分解は推奨しているものではありません。事故などは自己責任でお願いいたします。
コンテンツ
川本製作所 WUP形 分解
故障によりフロートが作動しないということや、モーターの異音などで修理を希望される方も多いですが、万が一防水に失敗すると感電事故となったり、また浸水による故障の誘発など、危険ですので、修理はお勧めしません。このように本体にも明記されています
WUP型ポンプ全体写真
上部蓋を取外しのため、ボルトを4本取り外します。
簡単に内部にアクセスできます。
川本ポンプWUP形 制御側分解
Oリングのゴムパッキンが入っていますが交換には配線を全て切り離す必要がありそうです。
上部蓋に、フロートリレー用のトランス(100V→24V)、リレー
本体側に、サーマル、コンデンサー
が積んであります。
リレー本体。24VAC用のオムロン製です。
コンデンサ 150mFDの容量です。
取り外したサーマルの裏側
サーマルを分解したところ。接点が見えます。
こちらが外した側、丸い箇所が接点になっています。ネジにはスプリングが入っています。
サーマルを取り外した穴からはモーターが目視できます。過負荷などにより熱を持つと、サーマルに熱が伝わります。
ポンプ側を分解します
川本ポンプ WUP型 ポンプ側分解
取り外したケーシング
羽根車。回転することにより中心部から円周部へ遠心力で水を送ります。
このような形状の羽根車をボルテックスと呼びます
羽根車を外したところ。
これで分解は以上です。
このネジを外した内部はオイルが充填してあります。
分解する場合は、ネジを外す前にオイルをドレンから抜いてから行ないます。
その後内部のメカニカルシールの交換ができます。
フロートを交換する際は防水がきっちり行なえないと、浸水する可能性が高く、漏電ブレーカーが設置してあったとしても、感電事故が想定され、危険です。
川本製作所WUP3ポンプのご購入はポンプはアクアでどうぞ。各機名が該当ページへのリンクとなっています。
川本製作所 WUP3 ラインナップ
50Hz品
非自動型
自動型
自動交互内蔵型
60Hz品
非自動型
自動型
自動交互内蔵型
川本製作所 WUP3 水中ポンプ 用途
- 雑排水用
- 浄化槽排水用
- ビル排水用
- ピット排水用
- 汚水・湧水の排水用
- たまり水の排水・移送
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