google ADS
サーマルスイッチはモータの焼損を防止し保護するためのスイッチで、既定以上の電流が流れた場合に切れます。(トリップします)ところが、モータ出力とサーマルスイッチ容量が異なっている現場を見かけることがあります。
サーマルスイッチの設定値
モータ出力を変更(大きくもしくは小さく)する場合はこのサーマルスイッチ、ブレーカの容量変更も同時に必要です。
サーマルスイッチはモータの定格電流を確認し決定します。下記に参考選定表を作成しました。
モータ出力とサーマルスイッチ選定表
モータ出力 (kw) 200V |
ヒータ電流値(A)調整範囲 | ||
---|---|---|---|
三菱電機 MSO-N※1 |
富士電機 SC |
春日 MUF※2 |
|
0.4 | 2~3(2.5) | 1.7~2.6 | 2.2 |
0.75 | 2.8~4.4(3.6) | 2.8~4.2 | 3.6 |
1.1 | 4~6(5) | 4~6 | 5 |
1.5 | 5.2~8(6.6) | 5~8 | 6.7 |
2.2 | 7~11(9) | 7~11 | 9 |
2.7 | 9~13(11) | 9~13 | 12 |
3.7 | 12~18(15) | 12~18 | 15 |
5.5 | 18~26(22) | 18~26 | 22 |
7.5 | 24~34(29) | 24~34 | 30 |
※1 ()内はヒータ呼び
※2 設定中央値
モータの定格電流値とヒータ容量が異なる場合は交換が必要です。
google ADS