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テラルキョクトウ SX-PCL502-52.2DL
テラルキョクトウ SX-PCL502-52.2DL を紹介します。
- 製造時期
- 1999年~2006年
- 運転方式
- 交互運転
- 制御方式
- 吐出し圧力一定制御 減圧弁方式
- 吸込口径
- 50A
- 給水量-全揚程
- 20L/min-34m 300L/min-24m
- 出力
- 2.2kW
- 電源
- 3相 200V 50Hz
※本記事の写真は分解搬出したものを撮影時に簡易的に組みなおしていますのでホースなどが切断されていたりボルトナットが無い箇所がありますのでご了承ください。
外観
減圧弁
減圧弁 PRA50-6.0は50口径の減圧弁で6.0kg/cm2までの設定が可能です。(ポンプ能力の範囲内において)。工場出荷時は調整弁に貼り付けてあるシールの水圧(写真のものですと27m)に設定されています。使用水圧に合わせ調整弁上部ナットを回し水圧を調整します。10L/min以上の水を吐き出させつつ調整ナットを調整します。水が出ていない時はポンプの最大水圧まで上昇します。
サーマルフロースイッチ
サーマルフロースイッチはサーマルスイッチとフロースイッチが一体となったものです。
フロースイッチは水流が止まったことを検知しポンプを停止させます(起動は圧力センサーが検知します)。逆止弁に付いている磁石がフロースイッチ内のスイッチに近づくことにより作動しています。
サーマルスイッチは何らかの故障でポンプが締切り運転となった場合に水温が上昇した際にスイッチが入り故障警報を発報します。
テラル PRAバルブのサーマルフロースイッチについて
テラル PRAバルブのサーマルフロースイッチについて
圧力センサーYSK-AC10M-311
水圧を検知しています。設定水圧まで下がるとポンプが起動します。また水圧が極小となると異常を検知します。
圧力タンク DPT10-1.8
圧力タンクは水圧を保持する機能として利用しています。内部が破損しますと水圧の変動およびポンプの入り切りが激しくなります。
半年ごとに空気圧の点検が必要です。また3年ごとの交換が推奨されています。
ユニットに設置されているものは、初期の水圧設定に適した空気圧が封入されています。(本機種ですと0.18MPaです)水圧を変更した場合は空気圧を変更する必要があります。目安としては起動時水圧の0.7~0.8掛けです。
交換用の圧力タンクはDPT10になります。空気を入れていただく必要があります。
圧力タンクの購入はポンプショップアクア
制御盤 BQSXF-2D-2.2
制御基板は見やすいのですが、マグネットスイッチが奥についており接点の状態の確認が困難です。また交換する場合も基板を外さなければマグネットスイッチにアクセスできず手間がかかります。
通常時は水圧が表示されます。故障時は故障のエラー番号が表示されます。
片側のポンプを停止させる場合は基板上のdipスイッチを切り替える必要があります。受水槽の電極切替、電磁弁の手動・自動切替のスイッチがあります。
テラル AX502-52.2 ポンプ
まとめ
テラルの給水ユニットは立方体に近い形状をしているため幅が狭い設置場所には適した機種です。
こちらの機種は部品在庫も終了しており修理ができないためポンプユニットごとの交換が必要です。対応機種はNX-VFC502-2.2Dなどが対応します 。後継機のNX型にて配管位置が変更となりましたので交換時は 配管工事も必要となります。 。
SX-PCL502-52.2-DL ギャラリー
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