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荏原製作所 50BIRMD53.7A 給水ポンプユニットのポンプ50MDPA353.7Aについて分解してみました。
以前にも同機種については記事がありますのであわせてご覧ください。
荏原製作所 給水ポンプ オーバーホール MDPA型
コンテンツ
仕様
- 機種
- 50MDPA353.7A
- 水量(L/min)-揚程(m)
- 104-50.5 400-22.0
- 電源
- 三相200V 50Hz
- 出力
- 3.7kW
- 定格電流値
- 15.2A
- 回転数
- 2860 min-1
外観
外観
吸込み側
吐出し側
電源接続箱
銘板
ポンプ部
外ケーシングを外した状態
外ケーシングから引きずりだせるので、配管接続を取らずにポンプを取り外すことが可能です。
羽根車
軸のボルトを取外し分解していきます。
羽根車1枚を取外し
1段分の構成部品
- 羽根車
- ライナーリング
- 中間ケーシング
写真左中
- 軸スリーブ
写真左下より
- ガイドベーン
- Oリング
ガイドベーンは樹脂製ですが経年劣化により破損していることもあります。下記写真では右側のツメが折れています。
ポンプ構成部品
メカニカルシール取外し
固定している軸スリーブを取り外します
メカニカルシールを取外し、モータのみになりました。
ベアリングの取外し
モータのポンプ側を外していきます。
ケーシングカバーと軸受ブラケットを外します。
ケーシングカバーにはメカニカルシールからの漏水痕がありました。
軸受ブラケットにベアリングが入っています。
取り外した様子。
ベアリング
軸 回転子鉄心
ポンプ側
電動機側
まとめ
正常に動いているポンプでも年数経過により樹脂の割れやメカニカルシールからの漏水、腐食など分解してみてわかることもあります。10年程度経過している場合はオーバーホールではなく交換をお勧めしております。
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