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川本製作所 給水ユニット KNV2-405A1.5の減圧弁VPB2-50を分解しました。
※弊社では修理は行っておりません。
この給水ユニットは1994年頃から2001年頃まで製造されていました。川本製作所の給水ポンプユニットはこの製品をもって減圧弁方式はなくなってしまいました。
本体を交換する場合はインバータ制御のKFE型もしくは定圧制御のKB2型へ交換になります。
コンテンツ
減圧弁 VPB2-50
減圧弁 調整ネジやパッキンからの漏水の原因
パッキンがはみ出ています。
また、上部の調整ネジから漏水しています。調整部を取り外します。
ポンプから吐き出された水は下の穴から中央の穴へ通過しポンプ吸込み側に戻ることで減圧されます。
分解部品一覧です。中央のパッキンが切れてしまっています。通常はパッキンの外側、バネやネジの方へは漏れませんので、ネジから漏水している場合は、パッキンが破損しています。
減圧弁の上部蓋を開けたところ。内部にも弁体があります。経年摩耗により動きが渋くなっています。動作も安定していないものと推測されます。
減圧弁の流入側(下側)です。こちらを開けても内部のものを取り出すことはできません。
吐出し側にはフロースイッチが見えます。ポンプが動くとスイッチが跳ね上がります。使用水量が毎分数リットリ以下になるとスイッチが倒れポンプが停止動作に入ります。
まとめ
減圧弁はゴムパッキンや、ばねの経年劣化、摺動部の摩耗など、経年経過したものは動作不安定になります。この機種は部品も入手困難となっておりますので新機種への更新をお勧めいたします。
※弊社では修理は行っておりません。
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